2階が暑い!②
前回の続きです。
2階の暑さを何とかしたいと、あれこれ考えているくろーばです。
一番、効果があると思われるのが、断熱材の厚みです。
屋根(天井)や壁の断熱材を暑くすることで、
外気の熱が室内に伝わらないようにするのです。
断熱材の種類も色々ありますが、
高性能グラスウール、発泡ウレタン、セルローズファイバー、ロックウールなどなど、
材料の違いでは、それほど、熱(冷気)の伝わり方は変わりません。
よって、ほとんどが厚みによって断熱性が変わります。
(高性能グラスウールと普通のグラスウールでは、変わります。)
厚みの他に、断熱材の密度によっても断熱性が変わります。
例えば、同じ高性能グラスウールでも、
16kグラスウールと24kグラスウールでは、断熱性が変わるので、
断熱材を選ぶときには、注意が必要です。
16kとか24kの、単位量当たりの重さ(=密度)を表しています。
密度が大切なのを例えると、
掛け布団を布団圧縮機で、縮ませる前と後では、
厚みは変わりますが、断熱性は変わらないということです。
つまり、圧縮して縮んだ掛け布団を何枚も使って、
元の布団の厚みと同じにすると、元の布団よりも
断熱性が高いということなのですね。
断熱材の厚みと密度のお話でした。
断熱性を重視した「Q1住宅」という考え方があります。
そこでの、断熱材の厚みは、
天井断熱で、300mm。
外断熱で50mm、内断熱で120mm
という分厚い断熱材で覆うようです。
もちろん、温暖な地域や寒い地域で、
厚みも変えているのでしょうが。
我が家の断熱材の厚みは、どんだけ薄いんだろうか・・・。
今日も、読んで頂いてありがとうございました。