新しい地盤改良の工法
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
当ブログが、ブログサイト「ムラゴン」のトップページに掲載されました。
人気記事で紹介され、一日のアクセス数が、3000件に迫ろうかというところです。
この一週間だけで、1万アクセスを越えていてビックリしています。
お家づくりの参考になるよう更新を続けたいと思います。
さて昨日は、一般的な地盤改良の方法を取り上げました。
今日は、近年新しく採用されている地盤改良の工法を取り上げたいと思います。
旧来の柱状改良や、鋼管杭の工法では、六価クロムの問題や
埋設物扱いによる資産価値の低下を招く問題があるとご紹介しました。
そこで、近年、注目されているのが、
HYSPEED工法と呼ばれる工法です。
HYSPEED工法は、砕石パイル工法とも呼ばれていて、
砕いた石を土中に入れて、家を支持する柱にする工法です。
砕石を使用しているため、六価クロムの問題もクリアしている上、
自然の石なので埋設物扱いにならず、土地の資産価値も下がりません。
また、他のメリットとして、砕石を敷き詰める方法のため、
石と石の隙間から水を逃がすので、液状化に強いこと。
セメントや鋼管に比べて、錆などの劣化に強いことがあげられます。
費用は鋼管杭よりも安く、柱状改良よりも高いぐらいの費用になります。
徐々に広まっている工法なので、これから費用も
少しずつ下がっていくのではないでしょうか。
鋼管杭よりも浅い支持層が向いているので、どの改良方法が向いているか、
地盤調査の結果とともに吟味する必要があるでしょう。