第2回・設計打ち合わせ②
続きます。
高断熱の住宅に欠かせない、日射遮蔽。
つまり、夏の日差しを遮るため、軒や庇を取り付けるわけです。
今回、南面の隣家との境界が近いため、軒をそれほど伸ばすことが出来ません。
そこで、南面に設ける大きめの窓4か所に、
庇(ひさし)を設けることにしました。
YKKのコンバイザーと呼ばれる商品です。
40cmの庇が4か所で、13万円。
痛い出費ですが、これは光熱費的にも、温熱環境的にも、
絶対に必要なことなので、採用です。
次は、バルコニー。
先日、記事にした「金属防水工法」を採用します。見積額は、10万円。
これもお高いですが、長期的に見れば元がとれるので、採用です。
これも、以前に記事にさせて頂いたルーフィング。
通常のアスファルトルーフィング940から、
最高級の「マスタールーフィング」の差額が、15万。
次に良い「改質ゴムアスファルトルーフィング」である、
KMEWの「イーグルガード」で、4万5000円。
これは、すぐに決められませんでしたが、
屋根材で50年以上持つ屋根がないことを考慮し、
約30年後に屋根材を葺き替える時に、同時に張り替えることを考えて、
改質ゴムアルファルトルーフィングの「イーグルガード」を採用することにしました。
次が最もオプション費として差額の大きい、窓です。
泉北ホームのZEH仕様標準の窓、
APW330ペアガラス(アルゴンガス仕様・アルミスペーサー)から、
APW430(トリプルガラス・アルゴンガス仕様・樹脂スペーサー)への変更で、
96万円!
これは高すぎるので、最も高い窓種類の大型スライディング窓をやめにして、
連窓ウインドキャッチ窓に変更。
その他にもサイズや種類を調整。
最終的な見積もりが、76万円!!!
窓は温熱環境の中で最も、性能に直結するところなので、
性能アップを図りたいところですが、額が額なので次回までに残しました。
本来ならば、APW330ペアとAPW430の
中間の性能のAPW330真空トリプルガラス仕様にして、
価格的にも中間になると思っていたのですが、
見積もりでは、APW430も330トリプルも、
ほとんど変わらないと言われてしまいました。
差額0で、標準の窓のままか、
差額76万円で、高性能の窓にするか。
の2択です。結論はまた、次回ということで。
今日はここまでにしますね。