換気について考える③ ~熱交換型1種換気~
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
前回は、1種換気の熱交換型について書きました。
前回に書いたように、くろーばー家では、
セントラル式・熱交換型の1種換気は、どうやら難しそうです。
ダクトを家じゅうに通す、熱交換型は
くろーばー家では難しいのでしょうか。
一般的には、まだあまり知られていませんが、
1種換気にも、ダクトレスの換気システムがあります。
それが、こちら。
ダクトレス全熱交換換気システム PEJスーパー換気「せせらぎ」
です。
この「せせらぎ」は、パッシブエネルギージャパンが販売している
ダクトレス全熱交換型の換気システムになります。
パッシブエネルギージャパン社以外にも、日本スティーベル社や、
インヴェンター社など、同様の換気システムを販売しています。
会社の名前を見てもわかるように、こうした所でも、
日本の断熱・気密・換気に関わるところが弱いところが出ていますね。
日本の住宅性能が、ドイツを上回る時代が早く来てほしいですね。
技術大国・日本ならできるはずです(^0_0^)
話が逸れてしまいました。
ダクトレスの熱交換・換気システムは、下図のように、
こうしたダクトを通さずに換気するため、施工スペースも取らず、
また、大掛かりな工事がないので、施工費も安くてすみます。
全体的な施工イメージとしては、下図のようになります。
どのメーカーのものでも、70秒ごとに交代して、
吸気と排気が行われる仕組みになっています。
デメリットとしては、セントラル式に比べて、
ダクトを通さないので換気の確実性として劣ること。
セントラル式よりはトータルの施工費用は安くなることが多いが、
換気機器を何台も設置する必要があること。
*30坪ほどの家で、4台。
40坪ほどの家で、6台設置するのが一般的。
メリットとしては、清掃のメンテナンスが容易であること。
費用がセントラル式に比べて、安価なケースが多いこと。
ダーティーゾーン(トイレ・浴室)などの、空気回収をしたくない場所を
避けた換気経路を設定できるところ。
メリット・デメリットありますが、お家の構造・間取りや
メンテナンス計画に合わせた換気方法にしていくことが大切だと思います。
くろーばー家では・・。もう少し、悩んでみます。