気密測定の前夜【気密の劣化】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
さて、我が家。
気密測定を明日に控えています。
住宅における気密の性能は、家の長持ちに直結しています。
家の中に余計な隙間がないことは、換気やエアコンの効き、木材を腐らせない、シロアリを呼び込にくくする、などなど、たくさんの事に影響があるからです。
だから、高気密ってとても大切なんですが、気密はどのように経年劣化していくのか。ここが、これからの家の性能にとって重要視されてくるのではないでしょうか。
まあ、まだまだ時代は、新築時に気密がどのぐらい取れているか、ってところだとは思うのですが、高気密・高断熱な家が陽の目を見るようになってきて、まだそれほど年数も経っていません。
ここ数年で、ようやく高気密・高断熱に対しての理解も大きく進み、表立って高気密・高断熱に対しての不合理な批判も見なくなってきました。
これから、どんどん高気密な家が普及し、それが当たり前の家づくりに進んでいくと思いますが、さて、その先です。
新築時に高気密な家になっているのが当たり前になっていくとは思うのですが、次に考えるのは、その高気密がいつまで続くのか。
つまり、高気密の「賞味期限」ですね。
どれだけ高気密な家だとしても、数年でC値が2.0以上になるようでは、気密化する意味があまりありません。
これを防ぐには、劣化の少ない気密部材を使うなどの対応が必要になってくるのだと思います。
言い換えれば、新築時のC値がいかに良かったとしても、気密の長持ちしない施工ではダメなのだという事が広まっていけば良いなと思います。
気密や断熱については施主側の方も、ブログやTwitterといったSNSで広めて下さっている事もあり、認知度も上がっていると思います。
ただ、ブログなどは家が完成した時点で更新を終えられる方がほとんどで、その後の暮らしについて発信されている方は非常に少ないです。
特に気密については、何年も経ってから改めて気密測定をされている方は、私の知る限り、ほぼ聞かないので、気密の劣化についての情報があまりにも少なすぎます。
私自身、ただの施主ですし、住宅などを生業にしている訳ではないので、正直なところ、気密測定の5万円の費用は非常に懐には痛いです。
ただ、誰かがやらないといけないだろうなと思っているので、今回チャレンジすることにしました。
こういう事ってホントは住宅業界や、大学の建築学科の教授、換気メーカーなどがするのが筋だとは思うんですがね。
私が知らないだけでビックデータがあるのかしら・・・。もしご存知の方がいらっしゃったら教えて欲しいです。
まあ、ともあれ。
これから家づくりされる方のため。
日本の住宅事情の向上のため。
ただの一施主ですが、社会に貢献したいと思います。
と、いうわけで、先日から少しずつ家のお掃除を頑張っていましたとさ、というお話です(笑)
しっかし。
どのぐらいのC値になりますことやら。
気密測定は日本住環境さんが来て下さるので、新築時と同様の状況で測定ができることになりました。
また、YKKapの方も来て下さるとのことなので、玄関扉や窓の建て付けの調整をして頂けると思います。
さて、新築時にC値0.29。n値1.3のツーバイシックス工法の家。
5年経つと、どんなC値になりますやら。
乞うご期待?です。
はー。ドキドキするー!!