【高気密・高断熱】12月の光熱費(2021年)
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
我が家の12月の光熱費の紹介です。
(12月2日~1月4日使用の34日分)
我が家の光熱費に関わる条件はこんな感じ。
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〇延床面積31坪・2階建て・一戸建て
〇4人家族(夫、妻、小学生と就園児)
〇平日の日中は在宅なし
〇オール電化住宅(ガス代はかかりません)
〇電力契約(関西電力の時間帯別電灯)
〇給湯器はエコキュート(APF3.3)
〇断熱・気密性能(Ua値0.39、C値0.29)
〇断熱性能はheat20のG2グレード以上
〇大阪(温熱区分6地域)
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今月の実際にかかった金額がコチラ。
はい。
今月の光熱費・・・我が家の最高額となりました(^◇^;)
その額、11,873円でした。
34日分なので31日換算だと、10,825円になります。
・・・ですが、これは関西電力のポイント消費をしてからの光熱費なので、ポイント使用分の500円を足すと、11,325円になります。
太陽光の自家消費を含めると、約1万3500円!!
た、高い。
住み始めて4年強。
過去最大の光熱費となった今月。
使用量は昨年同月と比べて、44kw増えています。
だいたい2.5日ほどの使用量ぐらいが増えている計算ですね。
〇昨年より寒い日が続いていること。
〇仕事疲れでソファで寝ている事が多く、暖房を強めにかけていたこと。
〇子どもの発熱のため、2日ほど日中も在宅の時間があったこと。
〇ケーキ作りをしたこと。
〇子どもの成長とともに使用する電力が増えていること。
この辺りでしょうか。
ただ、光熱費を押し上げている主な理由は、再生エネルギー賦課金ですね。これ、オール電化住宅にとっては非常に重くのしかかっています。
今年であれば、1kwにつき約3円がプラスされています。
一般的な電気料金であれば、例えば1kw27円だとして、3円増えても、1kwあたり30円です。
負担としては、おおよそ1割。ガス併用の家であれば、その負担もさらに減っていきます。
しかし、オール電化住宅はエネルギーのすべてを電気で賄いますから、負担は増えていきます。
とくに厳しいのがオール電化住宅で最もメリットとなる深夜料金にも同じ額の再エネ賦課金がかかることです。
例えば、我が家の電力プランの場合、深夜電力は1kw10円ほどになります。夜間は電力需要が少ないために電力単価が安く設定されているからですね。
なので、オール電化住宅ではエコキュートという給湯器を用いて、夜間の安い電力を使ってお湯を沸かしています。
この1kw10円に、賦課金3円が足されると、1kwあたり13円。つまり、30%もの家計負担増になるわけです。
この冬は大臣が呼びかけるほど電力需給がひっ迫する状態で、オール電化のこうしたピークシフトは非常に大切な役割を担っているのですが、30%も負担増を強いられるのは、ちょっと納得がいかないですね。
消費税が明日から30%になったら皆さん、え!?ってなりません?
再生エネルギー賦課金の制度設計を考え直してほしいなと思いますね。これだったら、日中に電気を使っても良いとなってきて、より電力需給をひっ迫させていく要因になりますからね。
今後10年ほどは再生エネルギー賦課金がさらに高くなっていく事がすでに決定しています。
これから家づくりをされる方は、太陽光パネルをつけて自家消費で対策していくか、ガス併用にされる方が良いかと思います。
もちろん、そもそも冷暖房費がかからない高気密・高断熱・パッシブ設計にしておく事が大前提ですけどね。
生涯にわたってかかる電気代がどんどん上がっていく現代。
高気密・高断熱・パッシブ設計にしておくコスパはさらに上がっていきそうですね!