室内干しはメリット多し。【高気密高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
梅雨もそろそろ終わりが見えてきましたね。
紫陽花の時期が終わり、いまは小学一年生の娘が育てているアサガオが旬となっている我が家の庭です。
梅雨前に庭の手入れをして、今は数が少なめな花壇です。
今はミニひまわりが夏に向けて成長中ですね。
ピンク色のベゴニアは強い花ですね。
咲き終わって一度、刈ってしまったのですが、また大きく育ってきました。
そろそろ秋に向けた花を植えようかな。
仕事が忙しいのでなかなか手をつけられないでいます。
庭の手入れをされている方はホントにすごいですね。
4連休のときに何とかできるかな。
さて、本題へまいりましょうか。
今日は洗濯・物干しについての記事です。
C値0.29
Ua値0.39
の、高気密高断熱住宅を大阪に建てたのが、もう3年近く前になります。
初年度は洗濯物を家の外で干していました。一般的な物干しですね。
高気密高断熱の暮らし方を模索している中で、洗濯物を室内で干すメリットが多いと気づきました。
そこで2年目からは室内干しにしています。
・窓の開け閉めが必要でないこと。
・プライバシーが保たれること。
・天気に左右されないこと。
・半日あれば洗濯物が乾くこと。
・洗濯動線が短くて済むこと。
・衣類にホコリや花粉、PM2.5、黄砂、粉塵がつかないこと。
・冬場は室内の加湿に利用できること。
・外に置いている物干し竿の拭き掃除をしなくて済むこと。
・風で洗濯物が飛ばされる心配もないこと。
・衣服が紫外線で痛むこともないこと。
・干すときに暑くない、寒くないこと。
・室内に熱気、湿気、冷気が入らないので室内の温熱環境が守られること。
などなど、かなりメリットが多いことに気が付いたからです。
逆にデメリットとしては、
・雨が降っていなければ室外より乾きが遅い。
・梅雨から夏にかけて室内の湿度が増してしまう。
の2点になります。
ただ、この2点についても、
仕事から帰ってくるころには基本的にすべて乾いているので、共働きしている我が家にとって乾きがゆっくりなのは全く気になりません。
家に基本在宅していて、お昼すぎには洗濯物を取り込みたい、という方には室外干しの方が向いていると思います。
梅雨から夏にかけて湿度が増してしまう点に関しては、雨が降っていなければ外干しの方がよいのですが、とくに今のような梅雨時期の場合は結局室内で干すことになるので、あまり変わらない結果になるのかなと。
ということで、少なくとも我が家の生活スタイルだと、室内干しのメリットが圧倒的なので、ここ2年は室内で干しています。
室外で干すのは布団のシーツなどをまとめて干す時ぐらいですね。
で、2年ほど室内干しをしてきて新たなメリットに気がつきました。
それは、物干しにつかっているハンガー類の劣化がほとんどないということです。
ご存じの通り、プラスティックのハンガーは紫外線でわりとすぐに劣化していきます。中には長持ちを考えて金属製のハンガーをお使いになられる方もいらっしゃるかと思います。
あれ、夏場はともかく冬場さわると冷たくて洗濯物の取り込みが嫌になるんですよね。
*経験者(^_^;)
我が家はその辺の量販店で売っているプラスティックの普通のハンガー、ピンチハンガーを使っています。
子どもの洗濯物が増えてきたこともあって、先週ハンガーを買い足しました。
3年前に買ったものをまったく同じ種類のハンガーです。
ビニールを外して旧のハンガーと一緒に置いていたのですが、それを見た妻が一言。
「どれが新品のハンガー?」
ん???
そんなの一目見れば分か・・・らない!
ずっと室内干しをしてきたのでハンガーの劣化がほぼなく、新旧のちがいが分かりませんでした。
家事をされている皆様はご存じの通り、プラスティック製のハンガーは1年、2年も使っていると、だんだん白っぽくなってきて、粉っぽくなって、最後にはもろくなってパキット折れてしまいますよね。
それが3年使ってきたハンガー、ピンチハンガーに一切、劣化もなく近くで見ても違いが分からない状態です。
話のスケールは小さいですが、家の長持ち・耐久性と同じく、生活用品の長持ちにつながるメリットですね。
高気密住宅においては室内干しのメリットが多いので、生活スタイルが合うようなら室内干しをおススメします。
先に挙げた室内干しのメリット。
・窓の開け閉めが必要でないこと。(熱い寒い空気が入らない。蚊が入らない。)
・プライバシーが確保できること。
・天気に左右されないこと。
・半日あれば洗濯物が乾くこと。
・洗濯動線が短くて済むこと。
・衣類にホコリや花粉などがつかないこと。
・冬場は室内の加湿に利用できること。
・外に置いている物干し竿の拭き掃除をしなくて済むこと。
・風で洗濯物が飛ばされる心配もないこと。
・衣服が紫外線で傷まない。
にプラスして、ハンガーが紫外線で傷まないことも分かりました。
気密・換気性能の良い家なら、室内干しはおススメします(^^)/
逆に言うと、ベランダ、バルコニーは本当に要らなかったなと反省しきりです。
いま、4年前に戻って設計をするなら、子供部屋を少し小さくして、2階ホールを大きくします。
そのホールに物干しスペースを設けた間取りにすれば、かなり動線的にも建築費用的にも、温熱的にも良くなります。
ベランダ、バルコニーも梁が熱橋(ヒートブリッジ)になってしまうので。
4年前の知識ではFRPを金属防水にして耐久性を向上させることしか頭になかったですね。
これから家づくりをされる方には、ベランダ、バルコニーについては十分に必要性を検討されることをおススメします。
泉北ホームのセンスあふれる施主ブロガー・たおさんのように、ベランピングで豊かな暮らし方も良いですよね。
メンテナンス費用や掃除の手間のことも検討して、施主の暮らしにとってメリットの多い設計にすると良いと思います。
近年、私が良いなと思う洗濯動線は、
①脱衣室(洗濯機あり)を3~4畳とり、脱衣室・下着やパジャマ、タオル収納・洗濯・物干し・アイロンかけの部屋にする。
②その部屋に隣接した3~4畳のファミリークローゼットを設ける。
③ベッドシーツを干すためのPIDを各居室に設ける。
PIDは着脱可能なワイヤー式のハンガー掛けです。
これで洗濯と物干しが劇的に楽になります。
ハンガーのままファミリークローゼットにかけるので、洗濯物をたたむという作業もなくなりますからね。
ベッドシーツは結局、各居室に運ぶので干さないときには片付けておけるPIDで干すのが便利ですね。
もっと究極的には、ガスを使う洗濯乾燥機の「乾太くん」で洗濯・乾燥までしてしまうのが一番ラクでしょうね。
時間に追われる身なので、時短になる間取りや商品に思いを馳せてしまいますね。
共働き世帯が多いと思いますので、洗濯物干し計画をしっかり検討されることをおススメします。
そのためには、まず家の気密性能をしっかり上げましょう、ということにもなりますね。
C値1.0以下をしっかり確保した家づくりを行いましょう!
余談ですが、某超大手ハウスメーカーで建てた私の実家。
梅雨の時期になると。
室内干しで洗濯物が乾くのに2日かかっていました。
ジーンズの場合、下手すると3日ぐらい。
もちろんその間、洗濯物はたまるし、湿気はすごいし。
カビ臭いし。
家の性能ってホントに大切です。
追記
ロココさんへ
またまたコメントに本名?らしきお名前が入っていたので、コチラから返信させて頂きます。
松尾先生の動画、良いですよね。
著書もすごく参考になるので、ぜひ読まれると良いと思います。
ご家族で動画をご覧になられたということで、すごくご家族の中が良いのだろうなと思います。
やはり家は家族みんなのもの。
しっかり考えのすり合わせをして家づくりに臨みたいですよね。
住宅会社選びとか、家の性能とかも大事ですけど、根本であるご家族の考えの共有ができているかどうかは、本当に大事だと感じています。
これは住宅会社の営業マンが口をそろえて言われることです。
ロココさんご家族の幸せな新居生活を祈っています(^^)/

