高気密・高断熱なお家のデメリット
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
大阪の中堅ハウスメーカー・泉北ホームに建てて頂いた拙宅。
気密性能を表すC値は、0.29。
断熱性能を表すUa値は、0.39。
そんな高気密・高断熱なお家での生活は非常に快適です。
特に、真夏や真冬といった季節には、そのありがたさをしみじみと感じます。
あと、毎月の光熱費の明細を見た時も(*^_^*)小市民ですね。
高気密・高断熱なお家の良さは今までたくさんご紹介してきました。今日は1年間住んでみて、逆にデメリットと感じた部分について書いていこうと思います。
①雨が降っても気づきにくい。
気密性が高くなったり、高断熱仕様のため断熱材が厚くなったり、窓がトリプルガラスになったりすると、防音性能が高まります。
そのため窓が降った時に、気が付きにくくなることがあります。
というか、よほどの雨量でないと室内で雨音が聞こえません。
大雨が降っていても吸気口の方に意識を向けないと雨音が聞こえないレベルです。
夏の日に行われた我が家の入居宅訪問の帰り際。
担当営業Mさんが玄関ドアを開けた時に、
「あ、(家の外では)セミが鳴いていたんですね。」
と言われたのは印象的でした。
デメリットとは逆に、自動車など室外の騒音が大きく軽減されるので、メリットでもデメリットでもあるというところです。
また室外の音が中に入ってきにくくなるので、室内の音は聞こえやすく(=響きやすく)なります。
音楽スタジオとまではいきませんが、それに近い感覚があります。
②服のチョイスが難しい
冬、暖かく。
夏、涼しい。
そんな室内環境になるので家の中にいると家の外がどういった気候なのか分からなくなります。
シャツにジャケットという格好で玄関を出ると、コートが必要だったとか日常茶飯事です。
特に、24時間連続全館(風)暖房をしていると適切な服の選び方が分からなくなります(^_^;)
生活ルーティンとしては朝起きたら、まず新聞を取りに外に出て外の様子を知るようにしています。
同じようなデメリットとしては季節感が弱くなる、ということですね。家の中でコートを着て、白い息を吐いていた実家とは大違いなので(*^_^*)
こたつでミカンは食べないですし(こたつが必要ないので)、洗濯物が乾かないと嘆き節になることもありません。(あ、だんだんメリット話になってきている気がする・・(^O^))
③冬に食べ物が傷みやすい
我が家では24時間連続全館(風)暖房を行うので家中が暖かくなります。
なんなら玄関やお風呂、トイレといった場所ですら、寝転がって読書でもできるレベルの環境です。
トイレで寝転がりたくないですが(*^_^*)
そんな環境なので常温保存する食品(ミカン、玉ねぎ・・といったもの)の傷みが早いです。
我が家では冷蔵庫に入れて対応しています。いま思えば床下点検口にある床下収納に保管しても良かったかもしれません。
我が家のキッチンには扉付きの食品収納(いわゆるパントリー)があります。扉がある収納は比較的にエアコンの暖気が入りづらくなります。
さほど足が早くない食品ならココでも大丈夫ですね。
全館床暖房の一条工務店では、パントリー床も暖められてしまうそうで、この方法は使えなさそうです。冷蔵庫に入れておく方が無難かと思います。
はい。以上です。
どれも大きなメリットの反面といった感じなので全く問題ない感じです。
1年間、実際に住んでみて、やはり高気密・高断熱なお家は、快適、経済的、健康的、「小」エネである、ということが分かりました。
これからお家を建てられる方は是非ぜひ高気密・高断熱なお家にして下さいね。快適ですよ~。