夏の温熱環境④(番外編) 【高気密・高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
ヒマワリの群生を見てきました。
ヒマワリを見ると夏を感じますね。
我が家でも育てたかったのですが、
「背が高くなるとお隣さんに迷惑がかかるから却下。」
と嫁に言われ、あえなく断念。
悔しいのでヒマワリの写真をもう一枚アップ。
夏バテしてても、お盆休みでダラけていても、ヒマワリを見ると元気が出てきます。
皆さんはどんな植栽を育てていらっしますか?
何か育てやすい植栽ないかなあ。
さて、先日からご紹介している我が家の夏の温熱環境ですが、今回は番外編(?)ということで、いろいろ測定してみました。
玄関ドアの表面温度
日中に測定したのですが、東向きの玄関なので朝方に測定したら・・どうなるのでしょうか(^_^;)
玄関ドアの持ち手も、この時間帯は問題ない温度ですね。
泉北ホーム施主友のたおさん邸ではLIXILのアヴァントスを採用されています。
持ち手も本革になっているなど非常に高級感のある玄関ドアなのですが、本体が鏡面(?)になっていて直射日光が当たると、かなり高温になるようです。
表面温度がなんと72℃もありました。これからお家づくりをされる方は、直接に日光が当たらないようにするなど設計時に工夫する方が良いのかもしれませんね。
我が家でも似たような後悔ポイントがあり、また後日に記事にしたいと思います。
すぐ近くの道路のマンホール
60℃を超えています(^_^;)
すぐ近くに電柱があり日陰になった時間の直後で、この温度・・。
素手でさわったら間違いなくヤケドしますね(゜o゜)
LIXILのアヴァントスが金属のマンホールを超える72℃って恐ろしい温度ですね(^_^;)
室内に移動します。
1階の洗面室です。
床下点検口のフタを温度測定。26.4℃。
リビングの床の温度が28℃ぐらいだったので、少し低い温度になっています。
理由を探るため、点検口のフタを開けてみましょう。
外フタを取り外すと、中フタがあります。
中フタは発泡スチロールのような素材でできています。
中フタを取り出すと、床下収納のケースが出てきます。
ちなみに収納として使っていません。そんなに我が家は物がないんですよ。
左側面に白っぽいものと、底の右上に通気穴がありますね。
ちょっと生活感あふれる画像ですが、お許しを(*^_^*)
床下収納も取り外すと、こんな感じ。
浴室の下にある断熱材「カネライトフォーム」が見えますね。
ちなみに熱伝導率は0.028です(*^_^*)
向きを変えて撮影。基礎の立ち上がりや給水管が見えますね(^O^)
では、気になる基礎スラブの温度を測定。
基礎スラブの表面温度は22.2℃。
この時間帯、外の日なたの気温は39℃に達していましす。やはり日陰、しかも地面に接している部分は涼しいですね。
井戸水が夏でも冷たいのが分かります。
これからの住宅では地熱交換を行っても良いかもしれませんね。地中は温度が安定しているので(^0_0^)
ついでなので、基礎内の様子を撮影してみます。
浴室下の隙間をウレタンで埋めてくれていますね。現場監督のDさんには感謝しかありません。
少し分かりづらいですが、オレンジ色の部分が我が家の最強断熱材「フェノバボード」です。見えている部分の厚みが60mm。あと半分が大引きの奥に隠れています。
熱伝導率0.019のフェノバボードの厚み120mmなので熱抵抗値は6.32。一般的な住宅としては高い熱抵抗値となっています。
縦に伸びているのは排水管ですね。これも隙間をウレタンで埋めてくれています。
こうした一つひとつの細かい作業がC値0.29を実現してくれています。
鋼製束も見えますね。
我が家では床鳴りが一切出なかったです。快適です。
ということで、夏の温熱環境の番外編でした(^0_0^)