どんな断熱仕様で、どれぐらいの断熱性能になるの?
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
先日、くろーばー家の断熱性能について詳細をアップしました。
もう少し一般的に、どれぐらいの断熱仕様があれば、
どういった断熱レベルなのかをご紹介したいと思います。
引っ越しに向けて(気が早い?)、自宅の資料整理をしていたところ、
窓メーカー・YKKさんの資料が出てきたので、ご紹介させて頂きます。
YKKさんのショールームなどに置かれているパンフレットで、
おススメの一冊ですよ。
まずは、日本で一番寒さの厳しい、断熱区分の1地域から。
国の最新基準である平成25年度省エネルギー基準だと、
断熱の仕様が上記の仕様で、Ua値0.46になり、
平成25年省エネルギー基準をクリアします。
正直、旭川などの寒さの非常に厳しい地域で、
この断熱では暖房費が高くなり、快適性としても弱いように思います。
これを、1地域のZEH基準であるUa値0.4にもっていくには、
APW430などトリプルガラス窓にすれば良いわけです。
くろーばー家は、ほぼこれぐらいの断熱レベルになります。
1地域に住むなら、さらに断熱性能をあげられるのが快適だと思います。
やはり目指すはHEAT20のグレード2だと思います。
つまり、旭川などの1地域ならば、Ua値0.28以下の断熱レベルが推奨されます。
つぎは、気候区分の2地域です。
寒冷な地域です。
これをZEH基準にするには。
1地域も、2地域も、非常に寒い地域ですので、
給湯設備はエコジョーズになっていますね。
くろーばーが住む大阪などでは、エコキュートの効率が良いです。
しかし寒冷地域では、貯湯しているタンクが冷やされてしまい、
エネルギー効率が悪くなってしまうので、ガス給湯器が良いのですね。
次は、地域区分の3地域。
3地域のZEH基準。
3地域になると、付加断熱(内断熱+外断熱)もせず、
ふつうの厚みになりましたね。
ガス入りですが樹脂ペアガラスで、ZEH基準になるようです。
つづけて、地域区分の4地域。
ここまで来ると、大阪でも木造の注文住宅なら
標準でこの断熱レベルは備えていることが多くなってきました。
4地域のZEHは、大阪の6地域と同じ、
Ua値0.6が基準なのですね。
4地域では給湯器に、エコキュートを採用できるようですね。
長くなってきたので、他の地域は次回の記事にしたいと思います。