換気について考える・・あれこれ考える(>_<)
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
今日は弱気なタイトルからのスタートです。
さて、換気について書いてきました。
①熱交換型・セントラル・1種換気
②熱交換型・局所型・1種換気
そして、今日は3種換気について、考えていきたいと思います。
「なんだ。なんだかんだ言っておいて。ただ3種換気か。」
と思われた方は、換気について詳しい方だと思います。
いわゆる、今までの住宅で普通にあった換気方法です。
具体的には、キッチンやお風呂、トイレなどにつけた換気扇で排気を行う。
吸気は自然に流入させる。
昔のお家と違うのは、今のお家の気密が上がっていること。
つまり、家の中に隙間が少なくなっているということです。
隙間が少なくなると、家の中が負圧になりやすくなりますが、
パワーのない換気扇ではファンが空回りになります。
つまり、排気が上手くされないということ。
昔のお家ならば、隙間だらけだったので、
そこら中にある隙間から、勝手に空気の出入りがありました。
だから、昔のお家は隙間風が寒かったわけです。
しかし、今のお家は違います。
特に泉北ホームは、在来工法に比べて
気密が高くなりやすい2×4工法をとっています。
また、今回のくろーばー家はZEH仕様で、
C値1.0以下を保証してくれています。
隙間が少ないお家なわけです。
そのため、換気量には気を付ける必要があります。
新鮮な空気を、しっかり取り入れ、
汚れた空気(二酸化炭素やVOCなど)を、しっかり排気する。
そのためには、換気量とともに、
空気の通り道、つまり換気経路も考える必要があります。
くろーばーの担当営業Mさんは、自邸を建てられるときに、
排気を機械式(換気扇)+吸気も機械式にされています。
設計担当の方にアドバイスしてもらって、この方法を取り入れられたそうです。
つまり、熱交換を伴わない1種換気ですね。
この方法も換気量を上げ、より確実に換気経路を設定する良い方法だと思います。
排気する側のファンの力(静圧)を、吸気側で補うわけですからね。
ただ、これらの方法でも結局は、換気ファン(換気扇)の力が弱いと
ファンが空回りを起こしたり、吸気口から空気が排気されたり、
計画換気がなされないこともあります。
外の天気が悪く、強風が吹いているような状態のときです。
さて・・。どうしたものでしょうかね。
換気は住宅建築のプロでも、意見が分かれるところなので難しいところです。
次回は、悩んだ末に、くろーばーが取り入れた
換気方法を記事にしたいと思います。