Q1住宅とパッシブハウス②
断熱気密のプロたちが目指している住宅は、
Q1住宅や、パッシブハウスと呼ばれる仕様のお家です。
(Q1住宅=キューワン住宅と読みます。)
断熱材の厚みでいうと、
天井断熱が300mm
壁が、内断熱140mm、付加断熱50mm。
床断熱が300mm。
これに、熱交換換気システムを導入するような高性能住宅になります。
さらに分厚い断熱をしているQ 1住宅もあります。
日本は南北に長い国土なので、気候も亜熱帯から、亜寒帯まで様々です。
求められる断熱も変わります。
北海道で建てられたQ1住宅では、天井断熱400mm、壁300mmという、
とんでもない断熱の厚みを施工したケースもあるそうです。
ん~。南極の昭和基地!?と呼びたくなるような仕様ですね。
昭和基地の画像を調べたのですが、案外、Q1住宅の方が
断熱材が厚かったりして・・。
Q1住宅の厚みまでくると、一年を通して、無暖房住宅にすることも
不可能ではないそうです。